「偏食=成長に悪い」は必ずしも正しいとは思えない話
むしろ今回のケースは、必要な栄養は「点」しっかり摂れている
小児、栄養、骨関係の論文を読む仕事をしているので分かる範囲で解説してみる。
成長ホルモンが出やすい生活習慣
幼児期特有の「一時的にデカくなるタイプ」
が全部噛み合っている可能性が高い。
【現状整理】
5歳・幼稚園クラスで身長2番目
肥満ではない
甘い物はほぼ飲まない
ド偏食
ニチレイ「むねから」
納豆
米
蕎麦
幼稚園給食では野菜も摂取
寿司屋では
卵
納豆巻
→ エンドレス
家にトランポリン
歳上と鬼ごっこ → ほぼ負ける、良く泣く(=常に全力運動)
同級生の相撲大会 → ほぼ身長順で2位
👉 成長を妨げる要素がほぼ無い
① 身長は「親の遺伝」だけでは決まらないと実感した。
よくある誤解がこれ。
「親が低いから、子も小さいはず」
実際の科学的事実
身長の遺伝寄与率:60〜80%
残りは
栄養
睡眠
運動
成長期のホルモン環境
つまり
「親の身長は天井を決めるだけ」
「いつ・どこまで伸びるか」は環境次第
幼児期に一時的にデカくなるのは珍しくない。
② 偏食なのに伸びる理由(ここが本題)
食事内容を冷静に分解すると
■ むねから(鶏むね肉)
高タンパク
ロイシン豊富
→ IGF-1(成長因子)を刺激
脂質は少なめ
■ 納豆
植物性タンパク
ビタミンK2
→ 骨の石灰化を促進
マグネシウム・亜鉛
■ 米・蕎麦
エネルギー源(成長期に必須)
蕎麦はアミノ酸バランス良好
■ 卵・納豆巻
卵=完全栄養食
コレステロールは
→ 成長ホルモン・性ホルモンの材料
👉 「偏っているが、成長に必要な栄養はドンピシャ」
③ 野菜は「毎日大量」でなくていい
幼稚園の給食で野菜を食べている時点で、
ビタミン
ミネラル
食物繊維は最低限クリア。
幼児期に本当に重要なのは
カロリー不足にならない
タンパク質不足にならない
👉 野菜嫌い=即アウト、ではない
④ トランポリン+鬼ごっこ=最強の成長刺激
成長ホルモンはいつ出る?
強い運動
跳躍運動
睡眠前後
トランポリンの効果
骨端線への適度な刺激
体幹強化
全身運動
歳上との鬼ごっこ
常に全力負荷
ほぼ負ける → 心肺も鍛えられる
👉 運動刺激としては理想的
⑤ 相撲大会=「骨格差」が出る世界
幼児の相撲は、
技術 < 体格
結果がほぼ身長順になるのは自然。
骨格が大きい=発育が早い
ただしこれは
「将来もずっと大きい」ことを意味しない
⑥ 幼児期にデカい子の“その後”
統計的に見ると、
幼児期に大きい
→ 早熟型
小学校後半〜中学で
→ 伸びが緩やかになることも多い
逆も然り。
👉 5歳時点の身長順位で将来は決まらない
⑦ 幼稚園の先生の「偏食ですね」は正しい、でもデカいよ?
先生の指摘は
「食育の観点では正しい」
ただし成長医学的には、
身長が伸びている
肥満でない
活動量が高い
この時点で
「健康上の問題」はほぼ無い
まとめ|なぜデカいのか?
✔ 成長に必要な栄養を“効率よく”摂取
✔ 強い運動刺激
✔ 睡眠と成長ホルモン環境
✔ 幼児期特有の早熟型
全部揃ってるから、普通にデカい。
親として気にすべきことは?
無理に食事を矯正しない
運動環境を維持
睡眠時間を削らない
今はそれで十分かと思っている。


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