教育虐待を受けてる君へ

子育てなう

これを読んでいる子供は思ったことがないだろうか。

  • 自分は出来が悪い
  • 自分が低レベルだから怒られる
  • 家は普通だし、むしろ恵まれてる方
  • これくらい、みんな我慢してる

もし一つでも当てはまるなら

それは君の能力や人格の問題じゃない。
環境の問題や。


「その程度で?」と思われる理由

この話を虐待を受けていない人が聞くと、
こう言われることがある。

「厳しいだけじゃない?」
「殴られても生きてるやん」
「学校には行けてたんでしょ?」

これは相手が冷たいわけじゃない。
基準が違うだけ

虐待を受けていない人は、

  • 失敗しても人格は否定されない
  • 頑張ったら最低限は認められる
  • 親は味方である前提

で世界を見ている。でも虐待を受けている人の世界は違う。


僕にとっての「普通」

僕の家ではこういうことが日常だった。

  • テストで95点を取っても
     「なんで100点じゃない」と言われ、5回殴られる
  • 点数が悪ければ殴られる
  • 点数が良くても殴られる
  • 親が勝手に
     「お前は医者か弁護士になる」と将来を決める
  • 勉強は教えてもらえない
     代わりに問題集だけ渡され、解けなければ何時間も怒鳴られる
  • 漢字一文字を数百字書くまで終わらない
  • 娯楽は「無駄」として一切与えられない
     ドラゴンボールをリアルタイムで見たこともない
  • トイレの電気を消し忘れただけでその月の小遣いを全額没収
  • 親戚からもらったお年玉はその場で全て奪われる、次に親戚に会った時には「問題集を買えました。ありがとうございます」と言わされたり手紙を書かされる、親が見て気に入らなければ手紙は破られ何度も書き直しさせられる。
  • 近所の大人が学力を褒めると親は笑いながら
     「この子はバカなんです」「出来が悪くて」
     と公開で貶す

これが中学卒業までほぼ毎日続いた。

でも当時の僕は、
これを「虐待」だとは思っていなかった。


なぜ「おかしい」と思えないのか

理由は単純だ。

子どもには比較対象がない。

  • 他の家の空気
  • 他の親の叱り方
  • 殴られない世界

を知らない、だから

  • 殴られる → 自分が悪い
  • 否定される → 自分が低レベル
  • 我慢させられる → 当然

という世界が、普通として固定される。


「うちは裕福だ」と本気で思っていた

親は僕に娯楽を与えなかった。
でも、3年に1回くらい新車を買い替えていた。

子どもにとっての経済力の判断基準は単純だ。

  • 家がある
  • ご飯が出る
  • 親が高い物を買っている

だから僕は、
「うちは裕福な家庭なんだ」
と思っていた。

今なら分かる。

金が無かったんじゃない。
子どもに使う価値が無いと思われていただけだ。

でも当時はそれを疑う材料が一つもなかった。


ゴールのない世界

高校に合格した時、言われた。

「そこはバカ高校や」

その瞬間に分かった。

頑張っても評価されるゴールは存在しない。

  • 出来ない → 叱責
  • 出来る → 否定
  • 成功 → 次の要求

どこまで行っても終わらない。


壊したのは家じゃない

限界が来て僕はバットで家中の物を壊した。

そして学校に行かず祖母の家に逃げた。

暴力的に見えるかもしれない。
でもあれは、最後の生存反応だった。

逃げ道がなく、話が通じず
我慢しても終わらない。

その条件で子どもに残る選択肢は

  • 心が壊れる
  • 自分を壊す
  • 環境を壊して外に出る

僕は3つ目を選んだだけや。


決定的だった母の行動

祖母の家に来た母のカバンには、
「不登校の子どもを学校に行かせる方法」
みたいな本が入っていた。

その瞬間に確信した。

この人は僕を助けに来たんじゃない。
元の形に戻しに来ただけだ。

原因は家庭ではなく学校や社会にあることにしたかったのだと思う。


教育虐待の一番の被害

一番の被害は殴られたことでも、怒鳴られたことでもない。

「自分は低レベルな人間だ」
「自分がおかしい」
と思い込まされること。

これが刷り込まれると逃げるという発想そのものが消える。
大人になってブラック企業に入社してしまった時の感覚と似ている。


ここからの改善策

非行に走るのも、生存反応としては理解できる。

でも同時にこれは現実だ。

非行はほぼ確実に自分が損し続けるルートや。

だから「正しいか」じゃなく
「損をしないための改善策」を書く。


改善策①

まず自分を疑うのをやめる

何か起きたら、これを一度だけ挟め。

「これは本当に俺の問題か?」

これだけで消耗は減る。


改善策②

怒りは出していい。でも記録を残すな

怒りは溜めるな。
ただし、

  • 警察
  • 学校
  • 役所

が絡む形は避けろ。

文章、運動、独り言。
証拠が残らない形で出せ。


改善策③

評価する人を変えろ

親や教師の評価は参考外にしていい。

一人でいい。
まともな大人を見つけろ。


改善策④

目標は「早く家を出る」でいい

立派な進路はいらない。

安全な距離を取ることが最優先。


改善策⑤

非行より「合法な脱出」を選べ

勉強や仕事は見返すためじゃなく逃げ切るために使え。

これは復讐じゃない、脱出や。


最後に

これだけは覚えておいてほしい。

君は低レベルじゃない。
おかしかったのは環境だ。
その反応は正常だ。

「分からなかった」のは無知だからじゃない。

知らされていなかっただけ。

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